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大径3輪ショートフレームの特性:3×125

長距離滑走、のんびり滑走、楽チン移動向きの大径3輪ショートフレームの規格が「3x125」です。

仕様

直径が最大125mmまでのウィールが3輪付けられます。
フレーム長は255mmで、フレームロッカリングできるモデルはありません。

特徴

トップスピードが出しやすく、スピード維持と直進性にも優れていて、悪路の走破性は抜群です。
頻繁に曲がったり止まったりせずに長い距離を滑るなら、滑走スピードが速くても遅くても、この3x125が向いています。

メリット

ウィールが巨大なので、ある程度のスピードが出ると、そのスピードを維持し続けて減速しにくいです。

フレーム長が4x84フレームと同じ255mmと長めなので直進性に優れ、スピードを出しても安定感があります。

荒れたアスファルト、タイル貼りの舗装道路や点字ブロック、あるいは小石や小枝が散乱しているような場所の走破性はかなりのものです。
しっかりかかとに荷重していれば、つまづくことを心配せずに、悪路を滑り抜けられます。

デメリット

ウィールが大きくてフレーム長が長いので、旋回性が悪く、小回りしづらいです。

車高が高いので、スタートダッシュがしづらいです。

インラインスケートに不慣れな人が使用すると、高い車高のために足元がぐらぐらして不安定に感じたり、ウィールサイズが大きいために操作がしづらかったり、意図しないスピードが出てしまう可能性があります。
そのため、インラインスケートの操作技術が未熟な初心者には、あまりおすすめできません。

125mmサイズのウィールは価格が高く、国内での購入ルートや購入できるものが限られています。

おすすめ用途

長距離滑走、街乗り向き。

3x125の強みは、スピードと安定感。
トップスピードは3x110と大差ないですが、そのトップスピードを維持しやすく、スピードに乗ってしまえば安定感が良いので、長距離滑走に向いています。

ちょこちょこ曲がったり、止まったり滑ったりが多いのは苦手です。
しかし、トップスピードでなくても、4〜5歩くらい蹴って一旦加速してしまえば、けっこう長い間その速度をキープしてくれますし、多少のデコボコ道なら一気に駆け抜けられます。
そのため、ママチャリに乗る感覚で楽チンに滑ることができ、街中や土手沿いなどを気軽にまったりクルージングするのにも向いています。

長距離滑走用のフレーム探しているけれど、スピードスケートほど本格的である必要はなく、ストップ&ゴーが多くなる日中の都市部を滑ることもあまりなければ、3x125は頼もしい相棒になってくれるはずです。

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