「インラインスケート フェスティバル 光が丘 2018」のデュアルレースに今年も出場!

私、Skrapの編集&ライターの高田、今年も10月28日(日)に開催された光が丘フェスティバルに参加してきました!
そして、この大会で個人的に最も力が入る競技は、スラロームのスピードを競うデュアルレース。
さて、今年の結果はと言うと……。

滑走前

当日、朝10時前に光が丘公園に到着。
すぐに受付で選手登録をしたのだけれど、その時、出場クラスを年齢制限のない「オープン男子」するか、40歳以上の「シニア男子」にするか、ちょっと悩んだ。
昨年はオープン男子で2位。ただし、これは2ヶ月間くらい週末に光が丘に通って練習して臨んだ上での成績。
一方、今年は大会前に光が丘へ2回練習に行ったものの昨年の練習量には遠く及ばず、しかも練習時のタイムも自分的に平々凡々なものだった。これでオープン男子に出場しても調子の良い若手が多数いたら歯が立たず、ただの痛いおじさんになってしまう。そこに妻から追い打ちを掛けるように『いい年して恥ずかしい……』という冷ややかな目で見られるのもつらい。
ということで、無難にシニア男子に登録。

ここで簡単にデュアルレースのルール説明を。
助走10m、1.5m間隔でパイロンが15個並んでいるコースを、スラロームで通り抜ける。
予選はタイム計測。タイムが速い上位4〜8人が決勝戦に出場できる。
決勝戦はトーナメント方式で、2人同時にスタートして、速い方が勝ち。そして最後まで勝ち続けた人が優勝!
詳しいルールは光が丘フェスティバルのサイトをご覧ください。

予選

さて選手登録の後、息子の準備から予選までの付き添いが終わってから、ようやく自分の足ならしを開始。
練習レーンで3本、本気で滑った後、いよいよ予選のタイム計測へ。本当はもっと滑って調子を上げていきたい。しかし悲しいかな、40歳を過ぎて何も鍛えていない体は、滑れば滑るほど足が疲れていき、どんどんタイムが落ちていく。そのため、いつもと同じ感覚で滑れることを確認したら、すぐに測らないと無残な結果になる。

今年は最速タイムを狙おうと意気込んでいた昨年と違い、まったく気負いなく予選コースのスタート位置に立つ。
そして、向かい風ではないことを確かめてからスタートを切る。
10mの助走区間をいつもと同じ7歩でダッシュし、いつもと同じように右足で1個目のパイロンに入る。
ワンフットで左カーブの時に小さく蹴りながら加速させつつ、減速や転倒しないようにしっかりかかと荷重をキープして、パイロン15個の間を滑り抜ける。
パイロンキックもなくゴールラインを通過して、電光掲示板を見ると、「5:14」の文字!
これは最善を尽くして臨んだ昨年より、0.02秒遅いだけ。
がんばっても、がんばらなくても結果が同じだなんて、毎日がんばって勉強をしている息子には口を避けても言えない……。

予選の2走目は5秒24で、パイロンキック1つ分のペナルティを加えると5秒44となったので、1走目の5秒14が自分の予選タイムとなった。
シニア男子ではトップ通過で、全クラス通じても2番目のタイム。これならオープン男子に出ても良かったかも、と思いつつ、まだ体が完全に起きていない朝では、自分の体の調子も良くわからないんだよなぁ、と心の中で言い訳したり。

決勝

そして迎えた決勝戦。
1戦目は光が丘のレジェンドである相馬さん、準決勝はシニア男子決勝戦常連の徳永さん、決勝はシニア男子で予選2位だった山本さん、この3人に順々に勝ち、2年振りにシニア男子で優勝できました。
予選で5秒14を出し、自分の想定より0.2〜0.3秒速かったので、仮にミスを1つしても勝てるだろうと気持ちに余裕が生まれ、スタートラインに立ってもまったく力まなかったのが一番の勝因でした。
しかし、試合の動画を見てみると、想像していたより僅差で勝っていて、特に準決勝と決勝はバイロンの間隔1つ分の1.5mくらいしか差がなかった。時間で言うと0.2秒あるかないかくらい。余裕があると思っていのに、実際は予選のタイムほど差はなく、ちょっとミスしたら負けていた可能性が高かった。
少し考えれば分かるけれど、決勝戦で予選と同じタイムで滑れる保証なんてどこにもない訳で、いやぁ、思い込みって怖い、怖い。

僅差で勝利した瞬間

写真1僅差で勝利した瞬間

ギア

さて、僕の滑りが微妙でも、ギアが最高だったのは間違いなかった。
ブーツは、昨年のTauよりタイトなフィット感で力の伝達ロスが出にくいPowerslideの「HC Evo Pro」。フレームのPowerslide「Katana 3×100」、ウィールのMPC「Black Magic 100mm/X-Firm」、ベアリングの「Bones Swiss 6」は昨年とまったく同じもの。インソールはSUPERfeet の「CARBON Pro Hockey」で抜かりなし。
このように個人的史上最高のギアが揃っていたので、速くて当たり前。遅いとすれば、滑り手にすべての責任がある。
ところが、筋力が衰えてきたのか、ロッカリングだとダッシュする時に足がぐらぐらしていて、しっかり地面を蹴って走ることができない。ウィールのセッティングを安定してダッシュができるフルフラットにすべきか。今までもフルフラットにすることも考えたこともあったけれど、パイロン間でのワンフット時にちょっとした荷重ミスで減速や転倒する可能性が高くなるので、今までずっとフルフラットにすることを避けてきた。
ひとしきり悩んでからデュアル最速のケイト君にこそっと聞いたら、彼はフルフラットだと言う。そこで自分も思い切って、今年初めて両足ともフルフラットに変えてみたのだけれど、いやはや、これが隠れた勝因だったと思ってるくらい大当たりだった!
ずっとロッカリングでスラロームをしていると、フルフラットでスラロームをするために少し時間を掛けて慣れる必要があるけれど、ダッシュでうまく地面を蹴れない人は試してみる価値があると思う。

今年のデュアルレースで使用したブーツ

写真2今年のデュアルレースで使用したブーツ
ギア 製品 (メーカー)
ブーツ HC Evo Pro (Powerslide)
フレーム Katana Rocker Trinity 3x100mm (Powerslide)
ウィール Black Magic 100mm/X-Firm (MPC)
ベアリング Bones Swiss (Bones)
インソール CARBON Pro Hockey (Superfeet)

試合後

大会が終わった後、西東京いこいの森公園のカズさんが「ダイエットしてベスト体重にするので、来年は再びオープン男子で戦いたい!」との挑戦状を受け取ったので、来年はオープン男子で出場するつもり。
そのカズさんも100mmの3輪でデュアルレースに臨んでいたけれど、大径3輪は本当に、シニアな人たちにはこれ以上ない武器となる。
脚力が弱ければ100mm、脚力が強ければ110mmのウィールがお勧めだが、これらの大きなウィールによる加速は、76mmや80mmでは太刀打ちできないくらい速さがある。
スピードスラロームに興味がある人は、まだ日本では普及していない大径3輪のフレームを入手して、表彰台を狙ってみてはどうでしょうか。

シニア男子の表彰式

写真3シニア男子の表彰式

※「トップの写真」と「写真3」:インラインスケート フェスティバル 光が丘 2018のサイトより