デュアルスラロームレースに出場 / インラインスケート フェスティバル 光が丘 2017

2017年11月5日に光が丘で開催されたインラインスケート フェスティバルに行き、デュアルスラロームレースに出場してきました。
デュアルスラロームレースに参加する準備から結果までの様子を載せるとともに、今回のブーツセッティングを紹介します。

文中に登場するギアを紹介します。

ギア 製品 (メーカー)
ブーツ Tau (Powerslide)
フレーム Trinity Pro Rocker 3x110mm (Powerslide)
ウィール Black Magic 100mm/X-Firm (MPC)
ベアリング Bones Swiss (Bones)
ヒールストラップ Powerdisc 45 (Powerslide)
インソール Carbon (Superfeet)

順延

デュアルスラロームレースの準備は万端。あとは大会を迎えるだけ! だったのに、その大会が雨や台風のために順延、順延、また順延。開催できたのは、当初の予定から4週間経った11月5日。しかし、前日の夜にまた雨が……。ここまで雨に降られると、中止になる可能性も十分に考えられたのだけれども、大会スタッフ皆さんの意地と努力で、無事に開催となりました! スタッフの皆さんに感謝です!

予選タイム計測

ようやく迎えた大会当日の朝。出場するデュアルレース(オープン男子クラス)の受付を済ませ、息子の予選の滑走を手伝ってから、ようやく自分のウォームアップ。

9月からの練習で、滑れば滑るほど脚が疲れてタイムが遅くなっていくことが分かっていた。そこで予選前の練習は、スタートダッシュとワンフットでスラロームをする感覚の確認をするだけに留め、スタートからゴールまで全力で滑ることは1度もせず、軽めに3〜4本滑った。
朝早いため体がまだ完全に目覚めていないものの、これ以上練習しても脚に疲労が溜まっていくので、予選のタイム計測を始めることにした。
予選は計測機器の準備が整った後なら、自分のタイミングで自由にスタートを切ることができるのだ。ただこの日の午前中は時折り向かい風が強く吹いていた。これにあおられると確実に減速する。そのため出場者はみんな、スタート位置に着いた後、風が吹かないであろうタイミングを見計らってスタートを切っていた。

予選のタイム計測は2回。1走目はうまくスタートが切れ、滑走中に向かい風が吹くことはなかった。しかしなんとなく体の動きが噛み合わず、5秒13というタイム。悪くはないけれど、5秒を切る自己最速を狙う自分としては、微妙な結果。
続いて2走目。1走目の疲労で少し脚が震えていたので休もうとも思ったけれど、1走目の感覚が残っているうちに滑る方がいい結果になると考え、続けて予選の滑走することにした。2走目も風が止んだタイミングを見計らってスタート! ところがパイロンに入っている途中で向かい風が吹き、少し失速したような気も……。タイムは1走目目より0.01秒だけ速い、5秒12。う〜ん、とっても微妙(苦笑)

そんなわけで、僕の予選タイムは5秒12。今年の目標だった5秒を切ることができなかった。しかも、昨年より自分に合ったセットアップで挑んだにも関わらず、縮まったタイムは0.06秒だけ。1走目はパイロンキックもなく、予選通過が確実なタイムだった。そのため、2走目はもっと攻めていけば良かったのに、それをしなかったのが本当にもったいなかった。練習では5秒03を出していたので、予選1位の相馬圭人君の5秒05というタイムを知り、悔しい気持ちもあった。結果として予選を2位で通過したけど、何とも煮え切らない、スッキリしない気分のまま、予選は終わった。
5秒12というタイムはシニア男子レコードになっていたらしいが、今回はオープン男子というクラスで、どれだけ結果を残せるかに照準を合わせていたので、シニア男子で出場しなかったことには悔いはなし!

決勝トーナメント

予選2位だったので、トーナメントでは接戦にならずに決勝戦まで行けると予想。
そして僕のトーナメント1戦目は、予想通り体力を温存できる形で勝ち進めることができた。
ところが次の試合を見ていたら、勝った向島新之助君が速い! 完全にノーマークだった。負ける可能性も十分にあると思ったけれど、ここで負けられない。お金を注ぎ込んだのだから(笑)

そして迎えた2戦目の準決勝戦。「勝たないと!」と、勝手に自分で自分にプレッシャーを掛けてしまい、待機している時から足が緊張し始めた。そのままの状態でスタートラインに立ち、スタートのブザーが鳴る。完璧なダッシュとはいかず、パイロンに入った時には隣のレーンの新之助君がしっかり視界に入る。このままでは本当に負けてしまう。スラローム中は全力でキックして間を詰めていくも、11個目のパイロン通過時点でまだブーツ1〜2個分負けてる気がした。この決勝トーナメントのルールでは、パイロンを2個蹴っても勝つことができる。そしてこの滑走では途中で1個蹴っていた。そこで13個目のパイロンを蹴るショートカットのライン取りをして、さらに14個目のパイロン横で大きな最後の一蹴りをして、15個目のパイロン通過と同時ゴール。
ゴールの瞬間は自分でもどっちが勝ったか分からなかったけれど、審判が僕の勝ちを告げた。たぶん競馬で言うところのハナ差で、きっとウィール1個分くらいしか差がなかったと思う。13個目を蹴らずに通常のライン取りしていたら負けてたはず。
試合終了後に知ったのだけれど、新之助君は悪い大人たちに吹き込まれて、スタートダッシュの時に1個目のパイロンをスルーして、パイロンに入る前のスピードアップを図っていた。『そりゃあ、速いはずだわ』と思いつつ、ルールとしてはOKなので問題ないけれど、これをまたやられたら来年こそ負けそうだ……。

さて、9年振りのオープン男子決勝戦の場に立った。対戦相手は、順当に勝ち進んできた圭人君。足元は3×110。実はこのフレームは、昨年のこの大会で僕が付けていたもの。どれだけ速いか、よーく分かっている(笑)
実力のある彼が3×110で滑るため勝てる気がせず、全く緊張していなかった。ただ「あわよくば勝ちたい!」という気持ちもあった。そこで、フライングは1回までなら失格にならないので、スタートのブザーが鳴るのを待たずにカマを掛けてスタートを切ってみた。まあ、当然フライング(笑) 仕切り直しでスタートラインに立つと、今度は圭人君がフライング。これはちょっと意外だった。圭人君は普段通りの滑りをすれば僕に勝てるはずなので、「僕を意識してくれたのかな?」と思うとちょっと嬉しかった。
これでもう2人ともフライングできない状態になったので、次はしっかり合図を聞いてからスタートをするしかない。そしてブザーが鳴ってスタート。僕のダッシュもパイロン間のスラロームも、今年一番の滑りだったと思う。「タイムを測ったら4秒台だったんじゃない?」と思ったくらい、自分にとって最高の滑りだった。やっぱり隣にいい選手がいると、自然の実力以上を引き出してもらえると改めて感じた。でも、負けました。完敗。ただ予選とは違って全力を出し切っての負けだったので、何の後悔もなく清々しかった!

総括

まず「オープンクラス予選3位以内で準優勝!」という目標は達成できた。うん、自分偉い(笑)
その一方で、予選のタイム計測で5秒を切れなかっただけでなく、昨年より0.06秒しかタイムを縮められなかった。これは完全に自分に負けた気分だ。
しっかり練習もしていないし、若くもないのだから、これが実力だと言われれば、そうなのだろう。でも「もう少しできたはず!」という思いもある。来年はもっと早くから準備して、またこの大会に挑みたい。
ただ、Tauと3×100フレームがなければ、40歳過ぎてのオープンクラスの出場は考えられなかったし、この成績は残せなかったのは確か。もう今までの4輪のブーツでスピードスラロームの大会に出場する気が起きない。来年、下剋上を狙う人は、ぜひTauなどのTrinity搭載ブーツと3×100や3×110の組み合わせで、圭人君に挑戦してください!

その後と補足

大会後、その日のうちに脚の動きがだんだん重くなってきた。そこでアミノバイタルを2夜連続で飲んで、どうにか日常生活に支障をきたすことなく済んだけれど、もし飲まなかったら、絶対に翌日から3日くらいは階段を上れなくなっていただろうなぁ……。
Trinityだけでなく、アミノバイタルもおっさんの味方です!(笑)

ちなみにこの記事は、参加した デュアルスラロームレース の心意気やレポートでしたが、光が丘フェスティバルでは他にも フリースタイルスラロームインラインダンススラロームリレーパイロンアタックなど、個人でも団体でも気軽に参加できる競技があります。
競技はクラス分けされていたり、大人にはハンデがあったりして、「まだ初心者だから」「子供は無理かも」と気負うことなく気楽に参加できますし、見て楽しむこともできます。
興味がある方は光が丘パイロンズのサイトをご覧ください!