Kizerの新フレーム3種などWCでお披露目!

今まで水面下で情報が流れていたKizerの新フレームが、Winterclashの会場に設けられたPowerslide系ブースで展示されていました!

Suspension Frames

まず最も注目を集めたのが、サスペンション機構を備えたフレームです!
Kizerは10年以上前にも、Suspension Framesを発売しました。
この時の製品は、2輪のフリースタイル系で、前後の2輪それぞれのパーツが動く仕組みでした。
また、Create OriginalもCSRという、ロッカリングスペーサーを利用したサスペンションフレームを発売していました。
そして今年、2023年にKizerが再び、しかし4輪フレームでSuspension Framesを復活させるようです。
各パーツを分解した写真などがないため、まだ詳しい機構はわかりませんが、金属パーツを使用したかなり本格的なものになりそうです。ただしその分、重量がヘビー級らしいですが……。
さらにこのサスペンションフレームには、ソール一体型バージョンも用意される予定となっています。
樹脂素材は最新のSuper Fluidと同じ硬くて速い樹脂を使用するとのことで、どんな使用感になるのか、ちょっと楽しみな製品となっています!

Shift Unlimited Frames

このフレームは、現在アグレッシブスケーターたちが使用しているフレームの主な3種類のセットアップ(フルフラット、アンチロッカー、フリースタイル)を、Hブロックパーツを交換することによって、1つのフレームでまかなってしまうという、かなりお得な仕様になっています。
ウィールサイズは、フルフラットは55〜60mm、アンチとフリースタイルは65〜68mm推奨とのこと。
いろいろなセッティングを試したい人には、便利なフレームだと思います。
また現在、生産中止&在庫処分となっているSlim lineフレームですが、このShift Unlimitedフレームのアンチのセッティングで代用させようとしているのかもしれません。

Sliders

Kizerからアンチウィールがリリースされるようです。
ベアリングをはめ込んで使用しますが、カーボンファイバー強化樹脂製で、ベアリング周りの独特な形状もグラインドのしやすさを考えてのことのようです。
サイズは45mm、47mm、49mmの3種類展開を予定。
アンチウィールはけっこう雑な扱いになりがちですが、ここに力を入れた新製品を出すというのは、さすがこだわりのPowerslide社といったところでしょうか。(笑)