IQON「AG 20」の写真公開!

今月から発売が始まるフリースケート系の新ブランド「IQON」。
そのIQONから発売月が未定のUFSマウントのブーツ「AG 20」の写真が、IQONのInstagramアカウントにアップされました。

8月に発売予定のブーツの写真がまだ解禁されていない中、現在Montre Livingstonさんがテストしているブーツ「AG 20」の写真や、そのブーツで滑っている動画が公開されました。
この写真や現在判明している他のブーツの情報を合わせて予想されるAG 20のブーツ部分のスペックは、以下の通りになります。

  • タン付きのシェルはソフトタイプで、Seba CJ2 Primeのようにカフの上まであり、ベース部分はグラスファイバー強化樹脂製。
  • カフは2012年発売の「USD Carbon IV」のもので、上部のパーツを取り外すとVカフに変更可能。
  • 取り外しできる熱成形可能な、MYFIT製のIQON専用のもの、あるいは「2nd Skin」のインナーブーツ。
  • 「USD VII」用のソールプレート。

シェルの高さは異なりますが、2015年に発売された「USD Carbon Free Plus Montre Livingston」を思い出すような構成です。
Montre Livingstonさん自身がAG 20をテストしている様子をアップしているのも、以前の自分のプロモデルと似たスペックのブーツだということもあるのかもしれません。

また、Wizard Skate用のブーツの廉価版というべき「Seba CJ2 Prime」と同じ作りというのも興味深いです。
UFSマウントのアグレッシブブーツですが、フレーム長が270mm以上のフレームや、110mmや125mmの大径ウィールでフリースケート系の滑りも楽しめるように考えられた仕様。
グラインドができるようにするためにWizardブーツほど硬くないとしても、足首周りがカフとシェルとインナーブーツの三重に覆われていて、履き口までシューレースで締められるインナーブーツなど、サポート力に期待したくなります。
もしかしたらAG 20の上位モデルとなる「AG 10」は、AG 20のカーボンシェル&カーボンカフ版となってWizardブーツ並みに硬いブーツとなり、このAG 20は柔らかめのブーツとなるのかもしれません。

細かい部分ですが、カフのバックルがPowerslideのアーバン系ブーツの「Tau」や「HC Evo Pro」のものと同じ、太いバンドのラチェット式バックルとなっているのも嬉しい点です。
その他、シェルにもタンが付いているようで、2枚重ねのタンを懐かしく思う古参スケーターもいるのではないでしょうか。

まだまだ詳細がわかりませんが、デザインと性能がとても楽しみなIQONのブーツ。
これかもキャッチアップを続け、新しい情報が解禁されるごとに、Skrapでも取り上げていきます。
そして、Shop SkrapでもIQONのブーツやフレームなどを販売する予定ですので、楽しみにお待ちください!