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フィットネス&アーバン系Trinityフレームのシリーズ説明

フィットネスやアーバンやホッケー用Trinityフレームとして、Powerslideから5シリーズ、Kizerから1モデルがリリースされています。
どのシリーズから選んだら良いのか迷わないために、そのシリーズの特徴を簡単に書き出してみました。

各シリーズの説明

Katanaシリーズ

Trinityフレームの最高級シリーズ
6061アルミの押出成形。
ブリッジが2本入っていて、デザインのために塗装後に削る加工を加えるなど、無駄に豪華な作り。
シャフトによるフレームロッカリングが可能なモデルが多い。
販売価格はだいたい2万円くらい。

Nexusシリーズ

Katanaの廉価版シリーズ
6061アルミの押出成形。
ブリッジは1本、塗装後の加工をしないなど、価格を抑えているが、性能はKatanaシリーズと同等。
3x84と3x90の各サイズはシャフトによるフレームロッカリングが可能。
販売価格はだいたい1.8万円くらい。

Egoシリーズ

押出成形の最安シリーズ
6061アルミの押出成形。
ブリッジや装飾を省いてコストカットした、低価格な押出成形のアルミフレーム。
「SL(Super Light)」が付いてるモデルは、軽量化を売りにしている。
販売価格はだいたい1.5万円くらい。

Elite Casted MGシリーズ

Trinityフレームの最軽量シリーズ
MG60Bマグネシウム合金の鋳造製。
形状が同じElite Casted ALより40%ほど軽い。
販売価格はだいたい1.2万円くらい。

Elite Casted ALシリーズ

Trinityフレームの最安シリーズ
A356アルミの鋳造製。
安くても品質が悪い訳ではなく、精度も耐久性も全く問題なし。
黒と白の2カラーあり。
販売価格はだいたい1万円くらい。

Kizer Flux

Kizerブランドから販売されているグラインド対応Trinityフレーム
樹脂製。
ロイヤルスポットはないが、ソール代わりとなる羽付き。
三角形のフレームスペーサーで全輪ロッカリング調整可能。
フレーム長は273mmで、4x90と3x100のセッティングが可能。
黒と白の2カラーあり。
販売価格はだいたい1万円くらい。

まとめ

特にこだわりがなく、3x110や3x125など、持っていない規格のフレームを試してみたいのなら、1万円くらいで買える「Elite AL」で十分です。
最安シリーズですが、Powwrslideの他の鋳造製アルミフレームより精度が良く、十分な耐久性もあり、仕上げも雑な感じはありません。
フレームロッカリングができるモデルがないことが唯一の不満点と思うくらい、Elite ALの各フレームは良コスパなフレームです。

スラロームやホッケーをするために、フレームロッカリングを求めているのであれば「Katana」か「Nexus」。
3x110、3x100、3x90、3x84、4x80、4x76、4x72の7規格でフレームロッカリング可能なモデルが用意されています。

3x100、3x110、3x125の3規格で、とにかく軽いフレームが欲しければ「Elite MG」から選ぶと良いでしょう。

アグレッシブ的な遊び方をしたければ、樹脂製でソールを掛けることもできるKizerの「Fluxフレーム」の一択です。

今は欧米でインラインスケート人気が高まっているため、売り切れているものが多くて選択肢があまりないようですが、自由に選べるようになったら、購入時の参考にしてもらえたらと思います。

参考

Frames - powerslide.com

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