Kizerの新製品「Suspension Frame」の取材動画

Ricardo LinoさんがドイツのPowerslide本社に行って、いろいろ取材をしてきたようです。
その中には、Winterclashでお披露目されて以来、世界中のアグレッシブスケーターから注目を浴びているKizerの新しい「Suspension Frame」の姿も……。

まず、このフレームは普通の樹脂フレームとしても使用可能。
一般的なフレームと同じく、フレームスペーサーを取り付けて、両締めのシャフトを使用します。

フレームスペーサーがない状態で、シングルシャフトを使用するアルミ製アームを組み込むことで、サスペンションフレームとしても使用できるようになるという訳です。
そしてアームの間にクッション(ゴム製?)を挟むことによって、サスペンション機能を実現させています。
そのクッションパーツには、ハードとソフトの硬さの異なる2種類が用意されるようです。

ウィールサイズも答えています。
フルフラットは、フレームスペーサーを上げた場合は最大60mm、下げた場合は最大65mm。
アンチでは、フレームスペーサーを下げると、1と4輪に最大72mmのウィールが入るとのこと。

樹脂フレーム本体は、カーボンファイバーが入った素材で硬くて速くて耐久性抜群のSuper Fluid製。
これから発売されるKizerのフレームは、全てSuper Fluidで作られるようです。

さらにこのフレームには、ソールプレート一体型の「ソールフレーム」バージョンもリリースされるとのこと。
社長が飛び入りしてきて、ソールが低くなるのでグラインドがやりやすくなり、軽量化にもつながることや、取り付けられるブーツはUSD Carbonシリーズ、IQONのAG 10やAG 20、他にはFactionのブーツにも対応しそうなことを話しています。

まず新しいものを作って販売してみる、そんなPowerslide社の商品開発の姿勢が伝わってくる、このSuspension Frame。
発売時期や価格は不明ですが、新しもの好きな人にとって早く実物を手に取ってみたい、リリースが待ち遠しいアグレッシブフレームなのではないでしょうか。