インラインスケートのZine「Puzzle」の最新号が配布開始!

山形在住のインラインスケーターである中野拓也さんが2019年から製作しているZine「Puzzle」。
その最新号となるvol.7が完成し、配布が始まりました。

「熱い!」
vol.1からvol.7までのどれを手に取っても、最初の感想はそう思うに違いありません。
インラインスケートに対するひたむきな情熱、3年掛けてひとりで自宅の庭にコンクリパークを作る行動力、そして全てに通ずる粘り強い根気、それらがひしひしと伝わってきます。
それに加えて、文章やイラストなどにユーモアが散りばめられてます。
極めつけは誌面構成。テキスト、フォント、イラスト、切り貼りした写真などのコラージュが、このZineの雰囲気をしっかり届けてくれます!
インラインスケートの紙媒体が消えた日本で、このZineをひとりで作り続けているのですから、もうリスペクトしかありません。

内容はインラインスケートに関する身の回りの出来事。
パーク作成の過程、Wizardのフレームや技解説、自身の大怪我の話題を中心に、小ネタも加わっていて楽しく読み進められます。
その時々の本人の気持ちやテンションが伝わる文章に加え、写真やイラストを多用した、モノクロの10〜20ページくらいのボリュームとなっています。
ウェブ上には中野拓也さん自身に関する情報は少ないのですが、ROADHOUSE PRESSの「[What’s your “OKI-NI” video?] #3 Takuya Nakano」を見ると、彼の人となりのイメージが湧くかと思います。

個人で製作や配布をしているため、「Puzzle vol.7」の入手経路は限られていますが、機会があれば迷わず手に取って、その「熱さ」を体感してください!