初心者にオススメな「Next 80」を紹介!

PowerslideのTrinity搭載のハードブーツ「Next」シリーズから、4×80フレームが付いた「Next 80」が登場しました!
カタログ上では2019モデルなのですが、もう2018年11月に発売されています。

商品

項目 概要 備考
商品名 Next 80 Trinity
メーカー Powerslide
型番 908224
参考価格 29,000円(税別)
総重量 1650g EU42-43片足

構成

パーツ ギア 重量 規格
ブーツ Next (EU42-43) 926g / 片足 Trinity
フレーム Elite Casted 4×80/243mm 192g / 片足 Trinity
ウィール Spinner 80mm/85A 97g / 個
ベアリング Wicked ABEC 9 10g / 個 608RZ

写真1 EU42-43のブーツ片足分の総重量:1650g

写真1EU42-43のブーツ片足分の総重量:1650g

ブーツ / Next

樹脂製のシェルにインナーブーツが入っている、オーソドックスなハードブーツタイプです。
履き心地がすごく良いわけではありませんが、多くの人の足に合うようにできています。
1つのブーツで2サイズに対応しています。

シェル&カフ

硬すぎることもなく、柔らかすぎることもなく、サポート力と可動性のバランスが良い硬さのシェルです。
Trinityマウントのブーツなので、低重心で安定感抜群で操作性も良いです。
フレームの取り付け位置が足裏の中央にくるように作られています。Xスロットを採用しているので、ブーツ側で左右に約1cm動かして調整することもできます。
かかと部分に、アグレッシブブーツに入っているものと同じショック吸収材が配置されています。
カフを留めているパーツを逆さにすることで、カフの高さ変更やカント調整をすることもできます。少しでもサポート力を強くしたい人は、カフの位置を上げると良いでしょう。
足首の太さによっては、カフの前の細くて重なる部分がバックルとぶつかってしまい、締め付けが不十分になってしまいます。その場合は、重なる部分の裏側の溝を利用して切り取って短くすると良いでしょう。
足首を倒し込む時などにフレックスが硬いと感じる場合は、カフと重なる部分のシェルの立ち上がり部分を切り取って対応することができます。切り取る場合は、シェルの該当箇所の裏側に溝を利用すると良いでしょう。
転倒したり新しい技にチャレンジすると、何かとダメージを受けやすいつま先のバンパーやバックルが、プラスドライバー1本で簡単に交換できます。

写真2 上:ソールの下 下:ショック吸収材が付いているインナーブーツ下のパーツ

写真2上:ソールの下 下:ショック吸収材が付いているインナーブーツ下のパーツ

写真3 左:カフの高さ調整パーツでカフを下げた状態 右:カフを上げた状態

写真3左:カフの高さ調整パーツでカフを下げた状態 右:カフを上げた状態

写真4 ビス留めされているカフのバックル

写真4ビス留めされているカフのバックル

写真5 カフの前部分を切る目安の溝

写真5カフの前部分の切る目安の溝

写真6 シェルの立ち上がり部分の切る目安の溝

写真6シェルの立ち上がり部分の切る目安の溝

インナーブーツ / MyFit Recall Dual

ハードブーツは構造上、フィット感が少しルーズになりがちです。しかし、このNextシリーズのインナーブーツは熱成形できるので、フィット感を向上させることができます。しかも、ドライヤーを使って、自宅で手軽に熱成形することも可能です。
シェルだけでなく、インナーブーツの上部にもシューホールが左右に2穴ずつあります。この穴までシューレースを通すと、ホールド感がアップします。まだ滑ることに慣れていない初心者や、足首に負荷が掛かるハードな滑りをする人は、シューレースをインナーブーツの上まで通すと良いでしょう。
インナーブーツのつま先部分は伸縮性のある素材を使用しているので、つま先が当たって痛くなりにくくなっています。
また、縫い目に工夫がしてあり、親指に違和感を感じにくいようになっています。

写真7 インナーブーツ「MyFit Recall Dual」

写真7インナーブーツ「MyFit Recall Dual」

写真8 左:インナーブーツを上から 右:インナーブーツを底から

写真8左:インナーブーツを上から 右:インナーブーツを底から

フレーム / Elite Casted 4×80/243mm

Trinityマウントの4×80(最大80mmのウィールが4輪入る)フレームです。
アルミの鋳造製ですが、精度は悪くありません。
必要な箇所にブリッジが入っているので、剛性があります。
フレーム自体の重量は軽めですが、シャフトが鉄製のために少し重くなっています。
ブーツ取り付け部分はXスロットを採用しているので、フレーム側でフレーム取り付け位置を前後に約1cm動かすことができます。
Trinityマウントのおかげで、80mmのウィールを入れても、一般的なブーツで最大70mmのウィールが入るフレームと同じ重心の位置となり、かなり安定感を得られる仕様となっています。特に滑りが不安定な初心者にとって、この低重心による安定感は、安心感に繋がる大きなメリットになります。

写真9 上:フレームを横から 中央:フレームを上から 下:フレームを下から

写真9上:フレームを横から 中央:フレームを上から 下:フレームを下から

ウィール / Spinner 80mm/85A

クセがない滑り心地で、スピードに乗りやすく、グリップ力もあります。
普通に滑るだけでなく、スラロームやスライドの練習にも向いていて、オールマイティに使用できるウィールです。
Spinnerには76mmのサイズもあるので、同じ種類のウィールで「76-80-80-76」のロッカリングにすることもできます。

ベアリング / Wicked ABEC 9

普段使いのベアリングとして十分な性能を持っています。
街乗りや長距離滑走はもちろん、スラロームやフリースケートなどの負荷が掛かる滑りでも、スムーズに回転してくれます。
片面シールド仕様なので、メンテナンスが楽です。

写真10 ウィール「Spinner 80mm/85A」とベアリング「Wicked ABEC 9」

写真10左:ウィール「Spinner 80mm/85A」 右:ベアリング「Wicked ABEC 9」

その他

ヒールブレーキが付属していません。Tストップができない初心者の方は、ブーツ購入時に「Urban Brake Size S」などのヒールブレーキも併せて購入した方が良いでしょう。
付属のシューレースの長さは、EU42-43サイズのブーツで170cmです。

まとめ

インラインスケート誕生時から廃れず作り続けられているハードブーツに、スラロームやフリースケートで長年親しまれた規格の4×80/243mmのアルミフレームが装着されています。

シェルとカフに適度なフレックスがあり、インナーブーツの上までシューレースを通せるおかげで、足首のぐらつきを抑えるサポート力があります。
Trinityマウントと80mmウィールの掛け合わせにより、他のブーツにはない低重心となり、かなり安定感があります。
フレームが足裏の真ん中に取り付けられるため、クセのない、ナチュラルなエッジの使い方ができます。またXスロットにより、前後左右に約1cmずつ調整可能です。これは地味なことですが、スケーティング技術やスラローム技を習得するに当たって、とても大切なポイントです。
六角レンチとプラスドライバーがあれば、ほとんどのパーツを分解して交換できます。さらにインナーブーツ、フレーム、ウィールなどが簡単にグレードアップできます。ちなみに、国内ではDeeportから全ての交換パーツの取り寄せできます。
最高品質ではないけれど、必要十分な品質のパーツを採用していて、また作りが単純なため、価格も比較的安めになっています。

初心者から上級者まで幅広い人に受け入れてもらえる、とてもコスパの良いブーツです。
特に、初めてインラインスケートのブーツを買う人や、スラロームもやってみたい初心者には、最適な1足だと思います。

参考

サイト ページ 説明
Powerslide Next 80 公式ページ
deeport online shop Powerslide 2019 NEXT 80 BLACK NEXT 80 販売ページ